梶芽衣子です。
皆さまお元気ですか?
このたび43年ぶりのフルオリジナルALBUMをリリースさせていただく事となりました。
「追憶」というタイトルです。
なんと43年ぶりです。
怨み節は若い才能によってロックに。
他の楽曲も全体的にロックで勢いある梶芽衣子に仕上がっております。
ビックリなさる方も多いでしょう。
だって私もビックリしたのですから。(笑)
これ私に歌わせるの!?という楽曲もありました。
歌ってみたらなんのその!新境地と言いますか、面白いじゃありませんか。
そんな全曲を通してプロデュースしてくださったのは鈴木慎一郎(シン)です。
ロックを本業に頑張っているのです。
実は彼の父は私を43年前にプロデュースしてくださりました。
そして何の運命か、シンが突然数十年ぶりに現れ、
私に「凛」という素晴らしい楽曲をプレゼントしてくれたのです。
その事自体に深く感動し、作品も私が歌いたい!と思ったのです。
そうして再び始まった私の音楽活動。
彼が立派に音楽家として成長し、私にALBUM「追憶」を贈ってくれたのです。
怨み節以外の新曲たちをすべて書き下ろし、サウンドのプロデュースしてくれたのです。
歌詞はまるで私の人生を全部知っているかの様で驚きました。(笑)
歌のレコーディングはたったの一日。
芽衣子さん、今日は声の調子がいいのでやっちゃいましょう!
の一言。
たまげましたが彼には彼なりの企みがあったのでしょう。
歌は心。
一曲一曲心を込めて歌っていると声も少しずつ変化していきます。少しかすれもします。
人間ドラマの様にそれをそのまま一枚のALBUMにしたためたかったのでしょう。
リセットして別の日にまた一曲…そして別の日にまた一曲…という事では表現出来ない
一枚の作品を通じた人間らしさが宿るという事なのかも知れません。
怨み節は一発オーケー!
その他の曲もつぎはぎはありません。
一曲一曲をワンシーンの様に歌い上げました。
私は必死に歌の世界観を握りしめて歌いました。
レーベルの方々からも
「梶さん、紛れもないロックです。生き様が滲んでいます。」
とお褒めの言葉をいただきました。
最後になりますが、私は70!
まだまだ歌い演じております。
とても元気です。
古希などとは絶対に言わず、梶、まだ70歳!と言ってください。(笑)
若い映画ファンにも梶芽衣子を知る方々が増えているとお聞きしました。
ぜひそんな皆さまにもこの「追憶」を聴いていただければ幸いです。
きっと驚かれる事でしょう。
コンサートもやらせていただきます。
2018年3月13日、新宿のレニーです。
「追憶」の楽曲をバッチリ歌わせていただきます。
ぜひ皆さま、音楽を楽しみに来ていただければと思っております。
長くなりましが
お会いできる事を楽しみに…
梶芽衣子